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実際の保育展開(年長児用)
クロスワードパズル

教材写真:クロスワードパズル 導入 (教師の時間)10分以内

(1)

担任A 「縦3枚の絵はどんな仲間?」
園児B 「乗り物!乗ったことがある!」
園児C 「たくさんの人が乗れる!」
園児D 「お金を払う!」

*保育者は、一人ひとりの園児の発想を引き出すことに留意。
 園児達は、自分の意見も受け入れられ大満足。友達の色々な考え方を聞きナルホド!


写真:園児の活動 (2)
担任A
「飛行機(横列真中)の仲間を下のカードから選んで隣に貼って?」
園児E
指名され黒板に気球を貼る。着席してみていた園児達から共感の拍手!
担任A
園児Eの活動を容認した後、「他に考えはありますか?」
「ボクも!ワタシも!やってみたい」と真剣な表情で挙手する園児達。
園児F
指名され空欄にトンボを貼り、それを選んだ理由を話す。

*保育者は、クロスワードパズルの方法を再確認したあと、全員の活動意欲を受け止め、次の展開へ誘導する。
写真:園児の活動 展開 (園児の時間)30分間確保

園児G 「サァ!どれから始めようかな」
園児H 「アッ!これとこれだ!」
園児I 「やっぱり、ちがうなぁ」「あぁそうか!」

*興味や関心のある絵を選び、自分のペースで活動開始!
*保育者は、園児一人ひとりの様子を見て歩き、例え、誤答であってもすぐに正答へ誘導せず、集中力持続に配慮する。
写真:園児の活動 援助やかかわり(園児と教師の時間)

*結果重視ではなく
  ・誤答の子へ
  ……否定せず、それも1つの考え方として
     受容する。
     園児の興味ある事柄を例題に取り、
     別の面から一緒に考える。

*一人ひとりに応じて
  ・遅い子へ
  ……「全部できなくてもいいんだよ」と
     大きな安心感を贈る。
     その子の取り組んだ量ではなく、
     考える行為そのものを重視。
  ・早い子へ
  ……「もう一度」ではなく、
     次の課題へと個別進行をうながす。

写真:園児の活動 *保育者は、”ちえのみあそび”を通して、一人ひとりの個人差(早い遅い)だけでなく、個性差(その子の持ち味)も把握し、子ども理解に役立てる。
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